生きるって大変なこと。すごいこと。

32歳で大腸がんになった私の、それでも生きる、海外奮闘記

私の命を救ってくれた痛み

そもそもガンが発覚したのはひょんなことからだった。血便はあったものの一時的な痔だと思っていたし、がん自体は特に痛みがない。ある時期から突然お腹が痛くて眠れないほどで、検査の結果子宮筋腫が原因だった事がわかったけれど、ついでにやった大腸内視鏡で腫瘍が発覚したのだ。手術でお腹を開いたときに、見えた筋腫も一緒に焼いといたよと先生が言ってくれたけど、あの時は子宮が「やばいよこのままだと死んじゃうよ!と腸の代わりに悲鳴をあげてくれたのだと今では思っている。

そして、検査数日前の脳天気なFacebookポストはこれ…。

 

Facebook 27th Feb, 2014

最近原因不明の内臓痛がひどいので妹にLINE。「お姉ちゃん余命いくばくも無いかも‥そしたら本書こうかな(超弱気) 」ひとしきり売れそうなタイトルの相談をした後、「できたら中ぐらいの出版社から出してね。大手は仕入れたくても減数かかるし、小さいとこは店舗から嫌がられるから。」とプロからの意見。無駄な会話でちょっと元気にはなったものの、アホな事やってないで、明日病院に行こうと思います‥(_ _)

 

 

あの時痛がってくれて、ありがとう子宮。